歩き遍路第9日目
2014.3.4 28775歩
<参拝寺> 59番-管明寺 60番-護村寺 61番-善光寺 62番-東光院 63番-青龍寺
64番-湖鏡庵 65番-世尊院 66番-昭和院
出発点:管明寺(59番) 到達点:昭和院(66番)付近住吉
6時起床7時朝食は変わらない。
今日は、国中平野の新穂からスタート。
修一君の奥さんの出身地であり勤務先。
7時40分にかね長に迎えに来てくれた。
新穂の今日の出発点である、農協駐車場へ向かった。
今は、国中平野の中に信号のほとんど無い道が作られ、飛躍的に交通の便が良くなった。
8時前には目的地に着いた。
お礼を言って下車。
今日からは、かね長には戻らないで、両津を目指し、そのまま小佐渡を回ることになる。
今度かね長に戻る時は、結願後になる。
昨日、前を通過した59番札所管明寺に向かった。
ゾウの姿をした看板を見つけ境内に入った。(8時18分)
2階に本堂はあった。朝一番のお参り。
気分がすっきりしている。
少し疲れで出てきているのも事実。
実際、両津にある66番札所昭和院へ向かうにはかなりの遠回りになり、
下手をすると半日ロスが出る。
66番は帰るときフェリーの桟橋から500mしか離れてないので最後にすると、15kmくらいの短縮になる。
その方法も考えたが、結局、順番通りまわることにした。体力との勝負となる。
管明寺を出発、幹線道路を農協側に戻り、小学校を右に見ながら数分歩いて右折し、
まっすぐ進むと60番札所護村寺があつた。
お参りを済ませ墓所に行ってみると、たくさんの墓の中に金色の観音様が立っていた。(8時37分)
背景は真っ白な山々が見える。
しばらく写真を撮った後、61番札所善光寺へ向かった。
幹線道路81号線に一旦出てから、右折して回りが畑の広がる広い道を直進した。
建物は、新しい保育園(トキッコ保育園)やデイケア施設がある。
左折をして行くと畑の向こうにお寺見えた。9時18分到着。
61番札所善光寺を済ませ、少し歩いて、幹線道路に戻り、62番札所東光院へ向かう。
5kmくらいはあるだろうか。
広い道をなだらかに登って行く。
1時間ばかりで着いた。
看板を見るとトキの飼育場が500mくらい山に入るとあるらしい。
まず東光寺にお参りをした。(10時1分)
東光寺は88ヶ所霊場の事務局なので、29番札所に行った時に、
話をしてくださいと言われたので自宅を訪問したが不在だった。
縁が無いのだろうと思い。まず、2km弱離れた63番札所青龍寺に向かった。
往復の道になるが、ここで行かないとコース上に問題があるので、幹線道路坂を登って行った。
バス停を目標にした。バス停を右折したが見当たらない。
神社に前に着いた。
MAP上では行き過ぎている。
神社の手前の坂道を登ってみたが見当たらない、
戻ってみると、幹線道路を右折したすぐに小さな石段があり、赤い旗が見えた。(10時40分)
完全に見過ごしていた。40分もかかってしました。
本堂にひょうきんな龍の彫り物があったので、写真を撮った。
今来た道を引き返し、東光院の前を通過。
車は戻ってないようなので、そのままパスした。
トキをまったく見ていないので、檻の中のトキでも見ていこうと寄り道。
立派な施設があった。敏感な鳥とのことで近くに行くことはできなかった。
剥製を近くで見た。
何種類かのトキがいたがお目当ては50m先。
スタッフの方が広島から来たと聞いて、感激されトキの折り紙と折る前の紙も下さった。(11時50分)
紙に模様があり、折るとトキの頭がちゃんと出てくる。
ゆっくりも出来ないので、出発。
春めいた気候なりのんびりした気分で歩くことが出来た。
おけさ柿を作っているのだろう。
柿畑を抜けて行くと30分ほどで64番札所湖鏡庵に着いた。(12時27分)
本堂の中には、興味を引く仏像があったので2種類を撮影した。
木立の続く石段を下って行くと幹線道路に出た。
こちらが正面玄関だった。
ここの石段を登るのは少々辛いなと思う。
15分くらいで次の65番札所世尊院(12時43分)に着いた。
お参りを済ませて6km先の両津港の近所にある65番札所昭和院へ向かう。
途中、で68番札所長安寺まで3kmとあったが、無視をして湖沿いに沿って北上する。
途中、車が止まって人が降りて来た。
東光院の住職だった。
いつ来るか楽しみにしていたらしいが、歩くので予定がたたず連絡が出来なかったことをお詫びした。
15分くらい話をして写真を撮って分かれた。
資料等を送りますと約束した。
ひたすら歩いて向かう。
湖は静かで山々も白く美しい。
64番札所湖鏡庵を出発して2時間20分かかった。
15時17分に着いた。
66番札所昭和院でお参りを済ませ、本堂に荷物を置いて両津港の観光案内まで歩いて行った。
500mくらいなので、すぐに着いた。
ここで今後の宿泊先のリストを手に入れなくてはならない。
情報不足であり、民宿の少ない地域に入る。
しかし、結局新たな情報は得られなかった。
この時期に宿を確保するのは難しいとアドバイスをもらった。
お寺まで急いで戻り、再び出発。
今夜の宿まで行く。
距離は2kmくらい。街中を抜けていく。
5時に近くなっている。
海岸脇にあった。海水浴場の前だ。
宿賃は今回で1番高かったが言っておれない。
最初電話に出たご主人は、無愛想だったが女将さんは愛想のいい方で、
佐渡の歴史や今から行く近所のお寺の情報も教えてくれた。
次の宿の心配もしてくれて、電話帳などをめくって調べてくれた。
水津(すいず)に1件だけ営業していた。
距離から言うと少し近いが、行きすぎた分はバスで戻ることにした。
洗濯をしたのでと言うと、外に昔の洗濯機と脱水機があるので使いなさいと使い方を教えてくれた。
水が氷のように冷たかった。
自動ではないので、洗濯の時間、排水、脱水の時間もすべて手動なので、何回も外に出る羽目になった。
今夜のお客は一人。
「みなみ旅館」泊 夕食・ビール・朝食(宿泊費込み 11400円)
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