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2005年9月6日発生 台風14号 土砂災害の記録
大聖院ルート
2005.10.7 こんなに回復しました。
だいぶ、復旧が進んでいるようです。
大聖院の横の川の砂の撤去に入っているようです。
白糸の滝へは、通行止めになっていて、行けないそうです。
この写真が、16日の中国新聞朝刊に掲載されました。
2005.9.13
最新版
大聖院及び近辺
大聖院のホームページ
9月8日に撮影
川の中にある大岩に置かれた地藏
仁王門から滝町を見る。手前は、石橋。右から来た土石流は、完全に川原を埋め尽くし
橋の上が川となり、滝町の道路を川となって流れている。
萬福童の池は、土石で埋められた。右が万福堂。
正面が勅願堂。
万福堂辺りから上流を眺めると白糸の滝が前方に見える。
撮影日 9月11日
川にかかっていた、赤い橋の影も形もない。
懺悔堂を過ぎて登って行くと、二つ目の赤い橋の上流にあった、お堂の中の石仏の首が吹っ飛んでいた。
頭は、お堂の砂の中に無事埋まっていた。
上が大師堂 下が万福堂。
大聖院ルート(9月10日撮影)
決して、今は登らないようにしてください。
二次災害の恐れがあります。
9月10日に撮影(大聖院ルートを登り、仁王門を通過して大元ルートを下りました。
幕岩あたり70mくらい道路は崩壊、通行が出来ません。
14丁手前の太夫戻しから白鬚神社(少しさきに15丁がある)までの100mが崩壊して新しい谷が出来ていました。
もちろん、大聖院から白糸の滝まで道は、ほとんどが崩壊して、滝壷に行くのは、大変危険です。
特に、砂が水分を持っているので、いつ崩落するかは分かりません。
白糸の滝 高さが30mくらいの大きな滝になっています。
左上の岩が落ちるのは、時間の問題かもしれません。
白糸をみながら、普通は右の石段を登って行きます。(3丁)
ここから、6丁の茶屋や町石。石仏は全くの無傷です。
ただ、道から見る、谷の底は茶色の砂が不気味に見えます。
11丁の上、左が幕岩です。ここで道は崩落してありません。
右手に人が立っています。
ここが一番危険です。岩盤の上に砂が止まっているだけなので
いずれ、雨が降れば流れ出すでしょう。
ぬかるんでいて、すべると止まりません。
そのまま、崖を転がり落ちます。
写真では分かりにくいでしょうが
かなりの勾配があります。
傾斜角度は30度から40度くらいかと思います。
幕岩の上から見ています。滝が右手に見えます。
太夫戻しから、新しく出来た谷を登って100mくらい行くと、右が
新しく出来た谷。左が、いままであった白鬚神社がすぐそこにある。
女人坂も60%近くが残っていた。
右の谷を100mくらい登ると右にカーブしています。
ここから、最上部までは100m以上はあるでしょうか。
駒が林の壁です。
写真の上の部分が、崩落が始まった部分です。大きな岩が数個ありますが
大岩の崩落が引きがねになったように思われます。
ここから仁王門までは、異常なし。
9月7日 14時撮影
大聖院ルートは、頂上から下ってくると
町石15町。白髭神社までしか下れません。
ここより、下流はがけ崩れのため通行できません。
危険です。
木の上に乗り、振り返ると白髭神社が見える。
上の写真の木の上に乗って上流を見た景色。
駒ガ林の崖が100m以上に渡り崩落しています。
女人坂のそばに、このような大きな谷が出現しています。
まだ、足元はぬかるみ、谷には下りることが出来ませんでした。
木の上に乗り、下流を見た景色。
一番奥が、14丁あたりの太夫戻しがあった場所。
この下に、幕岩があります。
9月8日 早朝撮影
大聖院のすぐ上にあった、滝不動・滝の宮神社は
すでにありません。
撮影場所は、滝不動(石橋のあった場所)から
白糸の滝を見ています。
今まで、全く見えなかった白糸の滝が正面に見えます。
画面右中央には、高倉上皇が滝を見られたとする大岩が見えます。
昔は、伝承通り滝を見ることが出来ていたことが
分かります。