吉田 清住寺
来られた方も、携帯カメラで撮っておられました。
ご開帳
安芸高田市吉田町
清住寺
千手観音菩薩立像
(33年に一度のご開帳の秘仏です)
今回、修復がおわり、記念行事として特別ご開帳
次回は、平成38年4月になるそうです
落成護摩法要 5月25日(日)
〒731-0501 広島県安芸高田市吉田町吉田998
ご住職 藤原貴道
<説明>
像高152.0cm。
頭体部を一木で造り、内ぐりはありません。頭髪・眉・目・口以外は素木の状態です。
頭部の化仏・肩からの先のすべての腕・天衣・足先・持物などは後輔です。
像の量感や衣文の処理から10世紀頃の製作と考えられています。
伝存する清住寺の「本尊千手観音縁起写」(寛永11:1634年)によると、次のような伝来です。
古代郡山の堂宇に安置されていましたが、毛利弘元(1468〜1506)の時、郡山満願寺境内に堂を建立し、この像を移しました。
弘元次男元就が宗家を相続すると、出陣のたびに祈願しました。
天正17(1589)年元就の孫輝元の時、広島城に移る際、移動しようとしたこの像とその厨子は「重きこと大磐石のごとし」として吉田に残され、清住寺に安置されました。
現在この像は、秘仏として33年に1回の開帳です。
お気に入りの仏様
情報
満願寺は、現在山口県調布天満宮の境内にあります。
住職の息子さんは、現在宮島大聖院で修行に励んでおられます。